
ますもと整骨に来院する、お子さんたちも
毎週土日にサッカー、野球、バレーボール、バスケットの試合があり
その際、大量のスポーツドリンクを飲んでいると聞きました。
(夏場は特に…)
「熱中症対策を考えると飲ませた方がいいのだろうか。。。
でもやっぱり体によくないのでは?」
スポーツドリンクは、できれば飲まない方がいいです。
熱中症、脱水状態の緊急時は仕方がないです。
糖分の多いスポーツドリンク、清涼飲料水を日常的に飲んでいると
倦怠感や無気力、腹痛や嘔吐、多尿、のどの渇き
といった糖尿病と同じような症状が現れるようになるのです。
中には、イライラが募り
突然「キレル」状態をを引き起こすこともあります。
このペットボトル症候群は中年の糖尿病予備軍や
肥満傾向の人だけに起こるのでなく
むしろ清涼飲料水を”水代わり”に飲んでいる
10〜30代の若者の間で増えているので要注意です。
中には、清涼飲料水を1日2~3リットルも飲む生活をしていた高校生が
突然、意識障害になり病院に運ばれたケースもあります。
清涼飲料水には、びっくりするほどの糖分が入っています。
・ 1本500mlのコーラは
糖分56.5gでスティックシュガー 約 18.8本分
・「レモン50個分のビタミンC」という清涼飲料水は
糖分50.5gでスティックシュガー 約 16.8本分
糖分の1日当たりの摂取量は
「体重1キログラム当たり、1日1グラム」が、理想だと言われています。
体重50キログラムの人であれば、ペットボトルを1本分飲むと
オーバーしてしまうこともあるわけです。
小学生子5.6年生40キロ前後の体重です。
ペットボトル1本ですら、オーバーしていることになります。
試合で失う水分や栄養を補うために摂取していたはずが、
むしろ糖尿病と同じような症状を引き起こしかねません
子どものためにも、親や指導者が食への知識を身につけないと・・・と痛感しています
今後は、スポーツドリンクを利用するにしても
・飲むなら薄めて飲む
・レモン、ハチミツ、ミネラル成分が多い塩を使って代用する
など、工夫をしていきましょう