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足がつる原因と対策

夏になると練習や試合中に足がつる(筋痙攣)お子さんが増えてきます。

成長期にはカラダが成長するために沢山のミネラルや栄養素が使われているため

バランスが崩れやすい状態だからです。

 

 

よく質問されることが多いので、参考にしてみてください^^

 

 

足がつる原因

 

1.筋肉疲労(筋肉の使いすぎ)

筋肉を酷使したり疲れが溜りると、疲労物質である乳酸が「これ以上筋肉を伸ばしてはいけない」という事を

脳に伝達する機能を低下させます。これによって筋肉が必要以上に収縮して、足がつりやすくなると言われています。
また、足がつりやすいという選手には、「筋肉が硬い」という特徴もあげられます。
筋肉が硬くなると血管が圧迫されてしまい、血行不良などの血行障害が引き起こされるので、足をつりやすくなってしまいます。

 

 

2.脱水症状(水分不足)

あまり汗をかくことのない軽い運動の場合、油断して水分補給を忘れがちですが、大量に汗をかいていなくても水分補給は重要です。スポーツで大量の汗をかいて、体の水分が不足すれば血液がドロドロになって流れが悪くなります
血液の流れが悪いと身体の隅々まで栄養素を運ぶことが出来なくなるので、筋肉が疲れやすくなってしまいます。
また、水分が足りなくなった筋肉は硬くなり、つりやすくなり(筋痙攣)を起こしやすくなります。

 

 

3.ミネラル不足

スポーツ中に大量の汗をかくと、体の水分だけでなく塩分も失われていきます。その際、水分を補給しても塩分が不足していると、体の中のナトリウムとカリウムのバランスが崩れます。
このバランスの崩れが原因となり、こむら返りを引き起こしてしまいます。

 

 

対策

1.運動前のウォーミングアップと運動後のクールダウン

体内に疲労物質を残さない為にも、運動後のクールダウンは大切です。

 

 

2.マッサージ・ストレッチや入浴で筋疲労を残さない

入浴は足の血行をよくして、筋肉の疲労回復を早めてくれるため「足のつり」だけでなく、様々なスポーツ障害の予防として効果的です。また、足の血行をよくするために、しっかりとクールダウンをした後に

マッサージ・ストレッチを行うことも有効です。最近ではアイスバスを利用するアスリートも増えています。

 

 

3.バランスの良い食生活を心がける

筋肉の質が落ちれば、筋力は低下して、スポーツ障害を起こすリスクを高めます。毎日の食事から炭水化物をしっかり摂って、エネルギー不足を起こさないようにしましょう。また、靭帯・腱・骨・軟骨などを構成するコラーゲンやカルシウム、筋肉の緊張を抑えるミネラルなどもバランスよく摂取することが大切です。

 

 

4.ミネラルの不足を防ぐ

食事は栄養のバランスを考えたメニューにすることが大前提ですが、ミネラルが不足しないように心掛けることも大切です。
バナナには「カリウム」という、筋肉を調整し、疲労防止効果のあるミネラルが豊富に含まれており、こむら返りの予防にも効果的です。
また、こむら返りを繰り返すという人は、筋肉の動きに密接にかかわる「カリウム」や「マグネシウム」を積極的に取り入れましょう。
カルシウムは小魚や乳製品に多く含まれており、マグネシウムはナッツ類や大豆製品などに多く含まれています。

 

大阪福島院(オスグッド/スポーツコンディショニング専門)
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